血と汗となみだを流す

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6/5は俺がネカマを始めた日

本日6/5は「俺がネカマを始めた日」です。
Googleアカウントの一つの誕生日が6/5になっています。
毎年Googleさんが「お誕生日おめでとう!」と通知してきます。

何を言い出すんだこいつ?という感じなので順を追って説明していきます。
かなり雑に書いているので意味不明かも。
ツッコミお待ちしております。

前提となる話(FF11について)

2002年にFF11というオンラインゲームを始めました。
当時はYahoo!ADSLがはじまった時期でもあり、時間を気にすること無くADSLでインターネットを使えるようになった時期でした。
(それまでは11〜6時のテレホーダイ時間だけPSOをやったり・・・)

このFF11にどっぷりハマり、仕事は最低限、定時で帰ってプライベートはすべてFF11の生活をしていました。
名前は「Kazi」
ただ、Kajiという名前が取れなくて「j」を「z」にしただけです

初めてのMMORPGで、刺激の多い毎日でした。 

  • 知らない人からケアルを掛けてもらって生き延びたこと
  • そのままその知らない人と、次の街を目指してパーティを組んだこと
  • 黒魔道士二人で、敵を挟んで魔法打ちまくって経験値稼いだこと
  • Kaziという名前なので「鍛冶」を始め、その時レアだった武器の素材となるインゴットを作って大儲けしたこと
  • 誰もやらなかった「吟遊詩人」というジョブをやっていて、「実は支援能力がダントツでパーティにいると効率が最大化する存在」というのがわかってから毎日DMの嵐だったこと

それまでやっていたゲームと違って、「相手が人間」というのがとても大きかったと思います。
ちなみにFF11のせいで仕事を辞めた人も多数いましたね。

パーティプレイをした

FF11は基本パーティで行動するゲームです。
レベルが低いうちはソロでもなんとかなりますが、ある程度のレベルになるとパーティを組んで戦ったほうが効率が良くなります。
前衛3人、後衛2人、支援1人、みたいな。
具体的に言うと、
戦士、モンク、シーフ、黒魔道士、白魔道士、吟遊詩人みたいな感じです。
パーティを組んでレベル上げをしたり、強敵を戦ったりしていました。
時には時間を忘れてプレイし「寝落ち」をするプレイヤーもいました。
しかし俺はSESで日常的にある「日勤→夜勤→日勤」で鍛えられていたので最後まで起きているときが多かったです。

ギルドを作った

そしてそのうち「Dynamis」という大規模コンテンツが実装されます。
これは最大64人のプレイヤーで攻略するコンテンツです。

しかし制限も多く、

  • LV65以上
  • 入れるのは1団体まで
  • 攻略するのに最大3時間掛かる

という感じでした。

かなり厳しい条件です。
通常のサラリーマンプレイヤーも帰宅後に3時間以上の拘束と、64人もの人数を集めるのはかなり難しい感じでした。
条件が厳しいせいで、プレイできるのは一部のプレイヤー(NE○T)のみという状況です。

その時、仲の良かったプレイヤーがふと発した一言
「サラリーマンばっかり集中的に集めたら攻略できるんじゃないの?」

これを機に「サラリーマンの力を見せてやれ!」をスローガンに「サラリーマンプレイヤー集め」が始まります。
仲の良いプレイヤー繋がりで「大規模コンテンツやりたいけど仕事があってやれない」サラリーマンを集めていきました。
ありがたいことに、あっという間に64人以上集まりました。
フレンドの力が強かったと思います。
最大100人以上いたかな・・・

大規模コンテンツ(Dynamis)に挑戦しだした

集まったら集ったで、個々のスケジュール管理をしないといけなくなり、最初はメールとExcelを使って管理をしていました。
SESで鍛えられたExcel力を発揮する時です。

当日の業務状況などでドタキャンが日常的に発生する中、各人のジョブを把握して最適なパーティ構成を考えていました。
64人で攻略するので、6人のパーティが10組+4名できる想定です。
最初は統率が取れず全滅ばかりでしたが、何度もトライアンドエラーを繰り返していくうちに確実にギルドは強くなっていきました。

当初は、俺が全体の構成と攻略方法をすべて検討・指示していましたが、何度かプレイしているうちにメンバーから様々な意見が出てきました。

  • 個別に動けるパーティは、そのパーティの判断で動いたほうがよい
  • 攻撃魔法で一斉に攻撃するときは、黒魔道士になれた人が指揮を取ったほうが良い
  • 盾役は死にやすいので、回復魔法を使える人を集中したほうが良い

上は50代のおっさんから、下は10代の若者まで様々な意見をもらえました。
意見をもらってから、自分一人で考えるのではなく「ある程度任せた方が効率もよいし、何よりいろんな人間模様が見れて面白い」ということに気づきます。

それからはもらった意見をどんどん取り込んで行きました。
魔法で攻撃したほうが楽な場合は黒魔道士ばかりを集めたパーティを組みます。
通常戦闘のようバランスの取れたパーティが良い場合は、前衛と後衛を組み合わせたパーティを組み合わせます。

全体が強くなるし、自分の管理コストも下がるし、やっぱ画面の向こう側に人間がいると面白い
そのうち、最低限の構成と方針だけ出してあとはメンバーの行動に任せるようにしていました。

このころになると、俺自身のキャラの性能はどうでもよくなってくる場面が多く、「以下に早くタイピングで指示が出せるか」が重要になっていました。

寄生獣で言うと「体細胞に指揮を出すので精一杯で変形しない頭部分の後藤さん」です。

そのうち余裕が出てくると「Kaziが死んだら負け」みたいなゲームになっていきます。
(死んでてもチャットできるから関係ないんだけど)

メンバーがどんどん強くなっていき、俺のキャラはただ指揮を出すだけの状態になってました。
それが加速していき、俺の方は「如何にしてメンバーを全滅させるか」という域までいってました
だってみんな強くなりすぎなんだよ・・・

飽きた

ある程度攻略ができるようになったのと、現実世界で結婚することになったので大規模コンテンツをやめました。
またメンバーが強くなったのと「自分の力だけでなんとか攻略する」というのをやりたくなったのもあります。
その頃ペルソナとDARKSOULSをやってました。
自分だけで攻略するのも楽しいですね。

FF11やめる

大規模コンテンツをやめたあとホソボソとプレイしていましたが、MMORPG特有の長時間拘束が現実的に厳しくなり、また東日本大震災があったのでFF11自体のプレイを辞めました。
この時、高校生時代の友人のSくん(重要)が他のサーバから移転してきたので、ちょっと一緒に遊んだりしていましたが、プレイスタイルが合わないためだんだん遊ばなくなっていきました。

復帰

FF11をやめて数年後も、友人のSくんがまだFF11を続けてることを知ります。
俺も懐かしさと新コンテンツをやってみたさにFF11に復帰しました。
レベルが99まで緩和されており、いろんな選択肢が増えていましたが以前やっていた以上に「NE○T有利」の状況でした。
その頃子供も生まれていたので十分な時間が取れず、基本大規模コンテンツには参加せず、ソロでやれることばかりやっていました。
友人のSくんとは飲み会で話したりしながらたまにプレイしましたが、やはりプレイスタイルが合わないため遊びませんでした。
友人のSくんはパーティ効率とか装備の性能を重視しているツマラナイ男です。データなのに。

ここからが本題

長々と書いてしまいましたがここからが本題です。
通常プレイに飽きてしまった俺は、つまらんプレイをする友人のSくんにドッキリを仕掛けようと思います。

それが2014年6月5日です。
思いついたドッキリの内容は、

  • ネカマキャラを作って
  • 友人のSくんに近づいて
  • 魅了してゲーム内通貨を貢がせよう

でした。

ちなみに友人のSくんは高校時代からの友人です。
よくtwitterで書いている飲み会七英雄の一人です。

思いついたが吉日、即刻gmailアカウントを作りました。
アカウント大事。それっぽいメアドです。
誕生日も年齢も設定します。
このメアドを今でも使ってます。これが冒頭の誕生日通知です。

FF11でもアカウントを作ります。
キャラ名どうしようか・・・
眼の前に空気清浄機があります。
そこに「Nanoe」と書いてあります。

「なのちゃん」みたいにいけるのでは・・・・?
名前は「Nanoe」に決定!!

外堀を埋めていく

FF11内に「Nanoe」ちゃんが爆誕しましたが、友人のSくんに近づくにはいくつかのハードルがあります。

  • レベルが低すぎて一緒に遊べない
  • 数あるギルドの中で、友人のSくんがいるギルド(もともと俺が作ったやつ)に潜入しないといけない
  • 女性だと認識されないといけない
  • 友人のSくんが「ゲーム内通貨を貢ぎたい」と思わせるようにしないといけない

流石に一人では無理なので協力者を集めました。
俺がFF11を辞めたあともプレイしているプレイヤーにメールや電話を行い、今回の趣旨を伝えます。
皆、快く受けてくれました

何度かMTGを重ね、偶然を装ってギルドに潜入します。
またレベルも不自然にあげないように工夫します。
ただ、ゲーム内通貨を稼ぐ時間が取れなかったので、協力者に500万ギルくらい寄付してもらいました。
(みんなありがとう!)

ごく自然にギルドに潜入し(俺が作ったギルドだけど)、友人のSくんが貢ぎたいと思うような、頑張っている女性を演じます。
あ、友人のSくんの名前は「Tukiumi」と言います。
Luna Seaが好きなんでこの名前です。寒いですね。

この頃、俺のギルドは友人のSくんが引き継いでリーダーをやっていました。
何勝手にリーダーやってんだよ!!!誰がオメーに引き継ぐって言ったんだ?!?!
それはさておき、ある程度ギルド内で交流をし、「頑張ってるNanoeちゃん」を演じ続けました。
友人のSくんは全然気づく素振りがないので、だんだん遊び始めます

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<Tukiumi>  なのさん、一言いわせておくれ
<Nanoe(俺)> いま闇王の部屋に入っちゃったからちょっとまってーー!!
<Tukiumi>  ほい^^;;;
...
<Nanoe(俺)> そういえば、リーダーさっき何か良いかけていませんでしたっけー??
<Tukiumi>  忘れてもうた^^
<Nanoe(俺)> 一言いいたいことがあるとかなんとかーw
<Tukiumi>  思い出したら言うね〜^^
<Nanoe(俺)> ごめーん!エリアチェンジしてて見えなかった
<Tukiumi>  思い出したら言う〜〜^^
<Nanoe(俺)> って言いながらエリアチェンジ

どう見ても俺がやりそうなことなのに友人のSくんは一向に気づきません。
そしてアイテムにがめつい友人のSくんに対して当てつけのようなプレイスタイルを取ります。

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<Nanoe(俺)> あいてむより みんなと遊ぶ時間が大事なものなのよ

さらに「レアアイテムを持っていないプレイヤーと遊ばない」というクソみたいな考えを持つ友人のSくんにあてつけるような行動を繰り返します
(アナイア:アナイアレーター、狩人というジョブに取って最強に近い武器)

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「お前は、人ではなくて『武器を持っているやつ』と遊びたいの?」みたいな煽りです。
ただ煽りすぎて怒ってしまったようです

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<Nanoe(俺)> リーダーってホントRMEにしか興味がないのねー
<Tukiumi> そんな言い方しなくてもいいじゃない^^

RME:簡単に言うとレア武器郡
怒った素振りにもわざわざ「^^」をつけるのが気持ち悪いですね。

貢がせ

最初は、友人のSくんからゲーム内通貨を貢がせる目的でしたが、友人のSくんのクソっぷりに「おめーなんか居なくても一人で十分遊べるんだよ」というプレイスタイルになってしまいました。

ある時友人のSくんから100万ギル送られてきたことが有りました。
が、あえて「あなたの力は借りずに、自分の力だけでみんなと遊べるようになってやるわ」みたいに返しました。
ここまで来ると友人のSくんに何か恵んでもらうこと自体が気持ち悪い感じになってましたね
「ギルドメンバー全体の戦力アップが〜〜」とか宣う友人のSくんに当てつける行動は今後も加速していきました。

終末

友人のSくんへのあてつけ行動も、ネカマもそろそろ飽きてきたのでネタバレしようかと思いました。
ネタバレの場はオフ会。

Nanoeちゃんはお酒大好き設定なので「オフでお酒飲みながらFF11の話をしたい!」みたいな流れでオフ会を仕込みます。
ここもすぐにオフ会をやるのでなく「お酒が好き」みたいな流れから徐々に浸透させていきました。
ココらへんの自然な振る舞いは自分でも凄いなと思います。

そして当日、俺もギルドのOBとして参加します。
「Nanoeちゃんは用事があって遅れてくる」設定を仕込んでおきます。

Nanoeちゃんの到着まで時間が掛かるということで、先に乾杯をします。
その時に協力者の一人が「それでは乾杯の音頭はNanoeちゃんにやってもらいましょう!」と言って俺に振りました。

ここでネタバレです。
6ヶ月におよぶドッキリを成功させました。
飲み会では友人のSくんが如何にクソかについて、みなで楽しく話しましたとさ。
そして今も、この「Nanoeちゃん」用につくったGmailアカウントを使い続けています。(connpassとか・・・)

毎年6/5になると思い出す楽しい思い出です

まとめ

ドッキリは面白い たぶん、俺の最大の特性は「ドッキリ仕掛け人」

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